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すき焼きの作り方は様々。各地方の作り方

      2018/12/09

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冬の時期になってくると鍋物が食べたくなりますね。
しかし、すき焼きはどういう訳か年中食べたくなります。
そんな国民的料理と言っても過言ではない、すき焼きの作り方についてご紹介いたします。

関東と関西ではすき焼きの作り方が違う

関東と関西ではすき焼きが違うのは知っている方も多いかもしれません.
では具体的に説明いたします。

関東式すき焼きの作り方

まず、関東のすき焼きの最大の特徴は割り下を使って焼くと言うより煮る方がメインとなります。
スーパーで売っているすき焼きのタレと言えば分かりやすいでしょうか。

割り下の作り方(4~5人前)は

★醤油1/2カップ

★みりん1/2カップ

★酒1/2カップ

★砂糖大さじ4

★だしの素(顆粒)小さじ1

★水2カップ

を合わせて軽く煮詰めます。

①すき焼き鍋に牛脂を敷きます。

②長ネギを香りが出るまで焼き、その後牛肉を入れます。

③割り下を入れて煮て卵を付けて食べる。

これが関東のすき焼きの食べ方です。
いかがでしょうか?ほとんどの方がこのすき焼きを食べているのではないでしょうか?

関西式すき焼きの作り方

こちらは大阪や京都の関西方面での食べ方です。
このすき焼きの特徴は「すき焼き」なのだからその名の通り焼いて食べるという事です。
割り下は使わず、関東よりクラシカルな手法で食べられています。
この他、麩を使う所もあるようです。

①すき焼き鍋に牛脂を敷きます。

②ザラメを入れ、その上に牛肉をのせてさらにザラメを入れます。

③少し醤油をたらし焼きます。

最初はこの方法で焼いたお肉を堪能いたします。

④お肉を堪能した後、今度は肉を焼き、さらに野菜を入れます。

⑤さらにザラメ・醤油を入れてフタをして煮詰めます。
その際、野菜から水分が出ますので、水は入れません。

⑥煮立ったら卵を付けて食べる。

同じすき焼きでも結構違うんですね。個人的には関西のすき焼きが好きです。

美食家で有名な北大路魯山人のすき焼き食べ方もこの方法と近く、
肉は肉で食べて、その肉汁で野菜を煮込むをいう食べ方を好んだようです。
この他、卵ではなく大根おろしで食べる。砂糖は使わない等、若干違うようです。

この他のすき焼きの作り方

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米沢牛で知られる、山形県米沢市のすき焼きの作り方をご紹介します。
基本的には関東式のすき焼きと同じなのですが、牛肉を最後入れるのが特徴です。

① すき焼き鍋を熱してに牛脂を入れる。

② 野菜をすべて敷き詰める。

③ 野菜の上に米沢牛を覆うように広げてのせる。

④ 割り下を入れその蒸気で肉に火が通る。

⑤ ある程度火が通ったら、卵に絡めて食べる。

脂の融点が低い米沢牛を最初に火を通すと脂が抜けきってしまうという考えから
生まれた製法のようです。
米沢牛のような高級ブランド肉はこの作り方で味わうのも良いかもしれません。
この他、鶏や豚のすき焼きなど、入れる材料も各地で違う様です。
それだけ愛されているという事ですね。
そういった違いを楽しむ事も面白いかもしれません。

まとめ

関東式すき焼き

割り下を使って焼くというより煮込む 卵を絡めて食べる。

米沢式すき焼き

基本、関東式のすき焼きと同じだが肉を野菜と肉が順番が逆。

関西式すき焼き

肉を先に砂糖と醤油をかけて焼いて食べ、次に肉と野菜を煮込んで食べる。
卵を絡めて食べる

北大路魯山人式すき焼き

基本、関西式のすき焼きと同じだが、砂糖は使わない、
卵以外にも大根おろしをかけて食べる。
春菊のかわりにホウレン草を使う事もある。

 - 料理, 知識